Y.T.
● 総務部人事総務課 課長入社年次:1996年 新卒入社
専攻学部:商学部
大学では商学部に在籍していたことで、就職活動の際は、メーカーや商社をメインに、また、幼い頃からコンピューターに触れていたことから、SE職も検討していました。 その中でKIDO PACKAGINGと出会ったのは、偶然のご縁がきっかけでした。私の父がタクシー運転手をしており、先代社長が父のタクシーに乗車された際に、私が就職活動中であることが話題となったそうで。 コンピューターの知見があってSEを目指していたことに興味を持たれたのか「もし興味があれば会社を見に来ないか」とお声がけをいただいたので、会社を訪問し、お話を聞いた結果、KIDO PACKAGINGの雰囲気や、 パッケージ業界の可能性に魅力を感じ、入社を決意しました。
入社後はまず工場や営業の研修を経て、購買部門に配属され、工程管理の業務を担当し、製造現場のスケジュール調整を携わることになりました。
自社工場内の工程管理だけでなく、外注先との交渉、原料の発注業務なども経験し、当社で取り扱う製品についての知識を身につけることができたと思います。
その後、総務部門の立ち上げに関わることになり、現在に至ります。
もともと明確な「総務部」という部署がなかったため、経理部門が総務業務を兼任しており、現社長と業務内容を整理しながら、新たな体制を構築していきました。
管理職になってからは9年が経過し、現在は人事総務課の課長として組織全体の運営を支える役割を担っています。
総務部は、「経理審査課」と「人事総務課」から構成されています。私は人事総務課の統括を担当していますが、ここでは両課の業務についてご紹介します。
KIDO PACKAGINGが従業員130人ほどのころから、本社・工場を合わせたバックオフィス業務をスタートし、現在は全社230名ほどの管理を行っています。
従業員の入社退職の手続きや勤怠管理、給与計算といった労務管理、人材採用、車両や機械の契約管理、在庫の棚卸など年次決算の補助作業も担います。
また、法改正に対応しての社内規程の改定や整備を行い、最近は、DX化の一環として、勤怠管理や年末調整のデジタル化の推進なども行っています。
経理審査課では、会社組織のお金の流れの管理がメインとなります。仕入先から各部署に届く請求書の最終チェック及び支払を行います。
同時に得意先からの入金確認も行います。仕入先や得意先によって、取引条件は様々なので、条件に応じての確認、対応が求められます。
その他にも、各拠点の現預金の入出金管理や固定資産の管理、納税対応などを行います。
また、月次・年次決算の処理を行うことで、会社の財務状況を可視化し、各部署の運営が金銭的に滞ることのないように管理する業務を担います。
運営においては、一人ひとりの進めやすさを重視し、個々の強みを活かすマネジメントを行っています。
部として可能な限り、意見を出しやすくなる環境の構築を心がけ、挑戦できる体制のもとで「去年よりよくなる」ことを常に目標に置き、成長を支援しています。
部として、少人数で運営していることから、業務の属人化にならないよう、計画的な引き継ぎ・育成が課題かもしれません。
総務業務は過去から続く内容と新しい施策のバランスが重要で、組織的な体制への進化を意識しています。
総務部に向いているのは、社内外と積極的にコミュニケーションをとれる方。細やかな業務にも几帳面に取り組める姿勢と、サポート精神のある方が理想的です。
一方、ルーチンが苦手な方や、臨機応変な対応が難しい方には負担が大きく感じられるかもしれません。社内問い合わせや突発的な事案の対応も多いため、柔軟さとコミュニケーション能力は不可欠です。
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